カオコ エルメス攻略雑記2

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新エヴァ感想ネタバレあり 見終わった人は各々感想書いてほしいなという話をする

まくごです。ついに封切られましたね、新エヴァ

待ちに待った、というよりはいよいよもってきたか・・・という感じです。

ネタバレされたくないなぁ~という気持ちが強かったので初手見に行きました。

映画館クソ混んでてびっくりしました。

割と田舎なのに上映1時間前で劇場開場しておらず既に10人並んでたし開場の9時半には100人くらいいた気がする。エヴァ人気すげぇ。キメツに負けてねぇ。

その割にみんな朝イチきてるのに当日券買ってるのは田舎だなぁ~って感じでした。

多分当日予約8割ネット予約2割くらいだったと思うぞ。

おかげでパンフも買えて予約発券もギリ間に合った。

↓以下ネタバレ↓

 

俺が初めてエヴァを見たのはそう・・・その前に庵野作品を初めて見たのはカレカノだった話

エヴァを実際みたのは後述のとおり大学時代(新劇場版発表前)だったのだが、

他の方の感想を見て初めて庵野作品をみたのが彼氏彼女の事情であることを思い出した。

当時母と妹が原作を読んでいたところ自分も読んでリアタイでハマっていたのだった。カレカノは今じゃ常識だが庵野監督が手掛けた数少ない原作付アニメ化作品である。当時はもちろん庵野作品ということは知らず。何も知らない親子3人アニメ化やったー!と見たのだった。

知らない人向けにどんな作品か説明すると超頭のいい高校生の女と男が惹かれあっていろいろあるラブコメで、ギャグの少ないかぐや様は告らせたいみたいな作品だったように思う。

少女漫画よろしく後半は結構ドロドロ(お互いの仮面優等生ぶりが露呈して葛藤していく感じ)してたが、アニメ版はエンディングの「夢の中へ」のカバーが嘘みたいな輪をかけた陰鬱展開で夕方のまくご家はとても気まずかった記憶がある。今思えば貴重な原体験だったのではなかろうか。これ以外に気まずかったアニメはレイアースを見た後にツタヤで借りてみた不思議の国の美幸ちゃんくらいだ。あれは本当によくなかった。

調べたら旧劇の2年後にカレカノを作ったらしい。よく2年で現場復帰したな庵野。若いころの庵野はすごい。

庵野作品とワイ トップをねらえ!

幼少のころはスーパーロボットが好きだった。特に一番好きなのは

トップをねらえ!

なのだ。大学の時にDVDを借りて何度か見た記憶があったが今回エヴァを見た当時の記録を掘るためにmixiの日記を死にそうになりながら読んだら小学校6年生のころに衛星放送の一挙放送で見たのが初見らしいことが分かった。

ガンバスターがでかくて強くてかっこいい。のもそうだが5話6話の展開が特に良い…

宇宙戦艦のクソかっこいい描写とかあの仰々しい明朝体フォントで用語が説明されるのとか庵野節全壊なのもいいし宇宙怪獣戦のBGMが緊張感と壮大さをもちあわせてクソかっこいいのもよい。胸を張ってオススメできる。小学校の時にこの良さに気付くとはやはりオタクだな。

エヴァとワイ 旧版

エヴァ本編を見たのは大学1年のころ。2006年の冬だった。すでにエヴァTV版から10年がたっていた。今思えばまだ10年である。

当時かぶれたインカレ学生団体(一応大学公認の文化系部で政治系ではなくどちらかというと経済系)に所属していた。ウェイや意識高い系の走りである。もちろんここのトップ(うちの大学でなく団体の元締め)はろくろをまわしていた。

この団体の4年生の先輩らに「これをみて覚悟を学べ」と新人であるワイらに渡されたのがエヴァだった。ようするに「逃げちゃだめだ」というやつである。

今思えばイカレた団体で、年に1回代表を決めるのに1泊2日でセミナーや夜通し討論をして覚悟を問うなどと選挙をやっていたのだ。イカれていたがこの先輩一味はその後もドラゴンボールやワンピースに学ぶリーダーシップ論などをやっておりとても好きだった。ワイはこの団体のおかげで素晴らしい先輩と出会い、そして精神をヤった。

ちなみにこの先輩らの一人は夜通し逃げずに戦ってるさなかにワイの同期で一番かわいい女の子に手を出して付き合って卒業後に結婚した。

エヴァを一番実践してるのは先輩だった・・・という感じだがここでエヴァを履修したおかげで新劇場版をリアルタイムで追えたのはいっぱしのオタク冥利に尽きたと思う。

当時エヴァ見た感想は面白いということしか書いてなかった。浅い。もっと考察しろ大学の俺。

新劇場版序破Qの話

時期的にちょうどエヴァ熱が高いときに新劇場版が始まったようだ。当時の日記を見返すと完全に大学オタデビューした痛いオタクだった。声優が処女膜から声を出してないなどと発狂してないのだけが不幸中の幸い。Vが1年前のデビュー配信見直すのとは比較にならない痛さがある。

若さゆえの過ちで人はニコ厨になり鍵厨になりエヴァオタになりVIPPERになるのだ。過ちを繰り返して人は成長していくのだと思いたい。

序は大学の友人と見に行こうとしたらチケットが取れなくて(当時は多分ネット予約がなかった)見れなかったとの記述しかなかった。

破を見に行ったのはよく覚えてる。大学のクラスで二人だけいたオタ話のできる友人K島と一緒に見に行った。K島は卒業旅行にも一緒に行くくらい仲が良く、結婚式にも呼んでくれたのに俺が仕事で死んでて返信スルーしてしまったのを今でも後悔してる。幸せにやってるのだろうか。

破もすごい人気で映画館の一番前の席しか空いてなくて見上げながら鑑賞したのを覚えている。序→破が学生だったってすごいね、今思うと。

Qになったときはもう社会人だ。2年目で完全に仕事乙ってた記憶がうっすらある…静岡勢と見に行った。

序も破もQも全部見に行った友人が違うクラスタなんだよな。

新は一人で見に行ってオンラインゲームメイトと化してるPO1と駄弁った。

時代の流れを感じる。

 

エヴァの話

終わってよかった。これに尽きる。

さすがにQ以上にわけわからんことはおこらんやろ!とおもいつつQからどう話が転がるか一抹の不安はあった。もしかしたらやっぱり気持ち悪いで終わってしまうかもしれないみたいな…

とはいえQから新エヴァまでの間に挟まった「シン・ゴジラ」がエンタメとして完全に完成しており、この路線で来るだろうなぁと思ってたので意外性はなかったか。

 

ストーリー的な話

無難に終わったなという感想。むしろよく無難に終わらせたなという感じ。

クラスメイトが実は生きていてシンジに優しくしてやってくれて立ち直るというのはいろいろこみ上げるものがあった。相田とトウジってそういえば3バカトリオといわれててすげぇ仲良かったんだよな・・・みたいな。

劇中の14年の空白期間とQ→新エヴァ上映まで8年の空白期間が近いからより親身に感じるというか。

あとミサトさんに14年越しの謝罪をさせたのもスカッとポイントだった。あえてニアサーの「いきなさいシンジ君!」を回想させて公開処刑してるのが今どきのネットリンチっぽくてまじめなシーンなのに笑ってしまったが。

一番意外だったのは加地さんが重要ポジションだったこととアスカがレイと同じクローン的存在だったところかな。

あと最後まで真希波マリイラストリアスがわからなかった。

見直せばわかるかもしれない。

最終的にゲンドウvsシンジの構図に持っていくのも予想通りな感じだった。

シンジが人類補完計画の主導権を握っていろんな人にお礼参りするのは「アヴェンジャーズ・エンドゲーム」っぽい。

演出的な話

シン・ゴジラ」っぽくて印象的だったところは戦艦をぶんまわしたりミサイルとしてぶっぱなしたりするのは無人在来線爆弾だな!と真っ先に思った。戦艦である意味が全くないのが笑えるけどかっこいいからいいやろみたいな。

けどシンゴジであんだけ擦ってたエヴァ明朝(マティスEBというらしい)だけど全然なかった気がしてそこは拍子抜けだった。

戦闘シーンもあまり迫力なかったような…?多分ゲンドウとシンジのところはわざとだと思うけど。

劇伴も惑星大戦争以外あんまり印象に残ってないのでもう一回見て確認したい。

あと人類補完計画が始動したのにみんな結構落ち着いてるのがエヴァっぽくないな~と思った。絶望感が足りない感。そもそも破からQで人類の大半がLCLに還ってる(コア化?)から補完計画やる必要性薄いんだよなよく考えると・・・(ここはゲンドウのエゴだとはっきり描かれてるからしゃーなし)

あと全体的に説教臭く感じるのは年のせいなのか庵野のせいなのかわからない。

多分庵野は説教をしたくてしてるんじゃないと思う。

ワイみたいにいまだに一人もんしてるやつもいれば、学生時代の彼女と結婚しているやつもいれば、オタ活からオタ婚してるやつもいる。今回はオタ婚した人には特にほっこり感じたのではなかろうか。

 

エヴァはモノがでかくなりすぎてもうとっくに庵野一人のものじゃなくなってる(もともと庵野のものじゃないが)けど、(監督としての)庵野色は抜けたけど庵野が(プロデューサーとして)納得してお出ししてきたならこれでいいんじゃなかろうか。

とパンフを読んで思った。

というか逆にいうとQはなんであんなことになったし・・・Qのパンフが欲しい。

詳細な感想はTV版旧劇新劇場版2週目してからやりたい。

とりあえずシン・ウルトラマンに期待だあああああああ!!!!!